絵を描く
絵を描き始めたのが2011年の春でした
絵を描いたことがない
そして描く才能がない(と、強く思い込んでいる)自分に
どんな方法なら絵が描けるのかしら?と
そんな時に出会ったのが
パステルで描く円の動画でした
そして江村先生が指導されるコースに参加して
パステルシャインアートセラピストとして
絵を描く活動をスタートさせました
江村先生といまだに親しみを持ってこんなふうに記事を書いていますが
お会いしたのはそのコースの3日間だけです
でも、あの3日間で頂いたエッセンスは
今もなおゆっくりと育ち続けてるように思います
当時は
アートセラピーで癒しの道を歩んでいきたい
その一翼を担いたいみたいな野望もあって
頑張って活動していました
だからこそ
もっと上手に
もっと何かを描かなくてはと
何を描くのか?という迷路に迷い込み
純粋に描くことに向き合えないような苦しさがあって
いつもいつも嘘をつきながら描いてるような気分もあって
すごく苦しい道のりでした
その苦さ
その痛さ
いま振り返れば
わたしには何が描けるのか?
わたしは何が描きたいのか?
という
何もない。力がない。という苦しみ痛みを
見つめて
受け入れて
手を放すことを知り
痛みを受け入れることで
はじめて自らを開くことができる感覚を知るにいたります
子育て、家事、仕事
そんな難儀な日常を切り離すことなく
逆を言えば
そんな小さな毎日を
目には見えない視点を使って
出来ること、出来ないこと
好きな人、嫌いな人
知っていること、知らないこと
感じて
見つめて
受け入れて
手放して
それがわたしにとって
絵を描くということ
なんじゃないかな
とおもっているのです